サービス業の難しさ

今日はリモートワークでした。

 

11時頃、6ヶ月の息子のおなかの湿疹が広がっているとのことで、奥さんが病院に出かけていきましたが、ムスっとイライラした雰囲気で帰宅。

どうしたのかと尋ねると、30代くらいの女医さんから「このくらいの湿疹何にもしなくて大丈夫、心配ならこの前出したあせもの薬を塗っておけばよい」と冷たくあしらわれたとのこと。

そこは、錦糸町駅近のチェーン展開している近代的なクリニック。365日深夜までやっており、施設も新しく、症状が急変しやすい赤ちゃんを抱える家庭にとってはありがたく、利便性が高いクリニックです。

しかし、先生は勤務医で曜日交代制、診察時間も短く回転重視かな、と感じます。先生は結論中心で、もちろん診断自体は間違っていないけれど、患者の不安までは取り除けていないのかな・・・と思います。

 

その後、やっぱり心配だということで、別の近所の小児科へ行くことに。

そこはさっきのクリニックと対照的な、ボロビルの2階、狭く、暗い昔ながらの小児科。診察時間は日中のみ、日曜休み、先生は70歳くらいの白髪のおじいちゃん。結論は同じで、心配するような湿疹ではなく、自然に治るとのこのこと。でも診察は10分くらいかけて丁寧に、あせもだけではなく離乳食のアレルギーの可能性など多角的に話を聞いてもらえて、それでも心配だったら・・・と塗り薬を出してくれました。

奥さんはとっても満足した様子で、かかりつけにしたいとのこと。

 

2つの小児科、診察の結論は同じであったものの、患者の満足度には大きく差が出てしまいました。改めてサービス業の難しさを感じます。

 

新しけりゃいいってもんじゃない。ハードではなく、ソフトなんだな・・・と。